セラミドは食品からも摂れる? | オウンセラ スキンケアTips

素肌のために知っておきたい美のヒントを、皮膚科専門医のアドバイスのもとお届けします。
うるおい肌のメカニズムやスキンケアへの疑問など、セラミドがもたらす素肌美に迫ります。
随時新しい情報を公開していきますので、毎日の素肌美づくりにお役立てください。

10セラミドは食品からも摂れる?

ハリのある美肌に欠かせないセラミド、食べて増やせる?

肌表皮の角層にあって、その水分保持に欠かせない重要な働きをしているのが脂質・セラミド。うるおいの保たれた、美しい肌をキープする上で大切なものである反面、加齢やストレスなどの刺激によって減少しがちなものでもあります。
セラミドが働くのは肌の表面に近い表皮の角層であるということから、セラミドを配合した化粧品を使用することで、ある程度の補給効果が期待されます。では、内側からセラミドを補うことは難しいのでしょうか?
市場を見渡すと、セラミド補給をうたったサプリメントは多く市販されています。そうしたサプリメントを日常的に摂取することももちろんですが、内側からセラミドを補給するために、さらに手軽な方法があるのです。それは、食品からセラミドを摂取する方法です。

セラミドサプリメントの原材料欄を覗いてみると...

市販されているセラミドサプリメントのパッケージを裏返し、原材料の欄を覗いてみてください。「こんにゃく芋」「米」「ミルク」「とうもろこし」など、身近な原料の記載が確認できるのではないでしょうか?特に、こんにゃく芋には多くのセラミドが含有されており、多くのセラミドサプリメントで原材料に採用されています。
さらに、セラミドを多く含むとして注目され、サプリメントや化粧品への活用が進んでいるもう一つの食品が牛乳です。牛乳に含有されるスフィンゴミエリンという成分は、体内で酵素と結びつくことでセラミドに変わります。こんにゃく芋や米などの植物由来のものに対し、牛乳から生まれる「ミルクセラミド」は動物由来。人体のセラミドに近い組成を持ち、吸収率も高いということから、広く活用されているのです。

セラミドを増やす食生活とは?

セラミドは炭水化物が分解されたブドウ糖と、飽和脂肪酸の一つであるパルミチン酸を元にして生成されています。ごはんやパン、麺類などの主食とあわせて、質の良い油脂を適度に摂取することが、体内でセラミドを生成するうえで、欠かせないのはそのため。近年、ダイエット効果を得るために「主食抜き」や「オイルフリー」といった食事方法が取りざたされていますが、健康で美しい肌を保つためには、炭水化物や脂分も含めた幅広い食品をバランス良く摂取するべきなのです。
そのうえで、セラミドを増やすために積極的に取り入れたい食品には、パイナップルやアボカドなどの南国フルーツが挙げられます。パイナップルの黄色い果肉には「パイナップルセラミド」と呼ばれるセラミド成分が豊富に含まれています。パイナップルセラミドは経口摂取することで、肌のバリア機能と保湿機能の底上げが実現するとされている成分です。さらに、パイナップルは低カロリーながら酵素やビタミンなど、美肌効果のある栄養素がたくさん含まれています。
上質な油脂分が豊富に含まれているアボカドは、1日に半分食べるだけでセラミドの元となる脂肪酸の必要量を摂取することができると言われています。また、ビタミンEの効果で血行の促進や新陳代謝の活発化も期待でき、相乗効果でセラミドの減少をおさえ、生成を補助することができるのです。

ページ先頭へ