肌のかゆみはなぜ起こる?原因と対策 | オウンセラ スキンケアTips

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14肌のかゆみはなぜ起こる?原因と対策

掻けば掻くほどかゆくなる...かゆみの正体は?

肌に合わないスキンケア化粧品を使った時、長時間肌を日光にさらして多量の紫外線を浴びた時、そして冬場など、乾燥した外気に肌をさらした時...私たちはさまざまなシーンで肌に「かゆみ」を感じます。乾燥した肌ではかゆみを感じる神経線維が肌表面に向かって伸びてくることがわかっています。これが、乾燥肌でかゆみを感じる原因といえます。「かゆみ」を感じることそれ自体は、そこまで大きな問題ではなく、日常にありふれた現象です。
かゆみを感じると私たちはつい患部を掻きむしってしまいます。患部を掻くことで、その部分の表皮は荒れた状態になります。この状態が肌のバリア機能を低下させ、さらに肌に刺激を受けることで、ますますかゆみを感じる結果につながります。こうした、「掻けば掻くほどかゆくなる」といった状態は、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
「かゆみ」は私たちの肌が、外部刺激を受けてそれに反応することで発生します。肌が過敏に傾いている敏感肌で、かゆみを感じることが多くなるのはそのため。敏感肌では肌のバリア機能が正常に働かないことから、神経が肌表面に伸びてくると考えられます。そのため、外部刺激に過敏に反応しやすく、かゆみを感じやすくなっているのです。

かゆみ対策には「原因除去」と「肌状態改善」を

私たちを悩ませ、勉強や仕事への集中力を奪ってしまう憎いかゆみ。時には睡眠すら妨げるほどにもなります。こうしたかゆみを落ち着かせるために、私たちができることは一体なんなのでしょう?
まずひとつに、かゆみを発生させる元となる外部刺激を避けるという対策があります。肌に合わない化粧品の使用をやめたり、肌を日光にさらさないよう日傘や帽子を使ったり、乾燥した外気に肌を触れさせないようにするなどの方法です。肌を刺激から遠ざけることで、肌に発生していたかゆみや炎症などの症状は徐々におさまります。
しかし、症状がおさまったとしても、肌状態を改善しないことには、また刺激に触れた瞬間にかゆみは再発してしまいます。かゆみを根本から解決するには、原因となる外部刺激を遠ざけると同時に、それらの刺激から肌を守る、肌に本来備わっているバリア機能を回復させることが必要となるのです。

バリア機能の回復には保湿とセラミド補給が重要

外部刺激から肌を防御するバリア機能には、角層の細胞間脂質にあるセラミドが大きな役割を果たしています。乾燥敏感肌を調べてみると、このセラミドの量に減少がみられ、そのためにバリア機能が低下していると考えられます。バリア機能を回復させるためには、表皮の角層に必要なセラミドを補うことが大切なのです。
正常な肌の角層では、角層はうるおいに満たされ、そのうるおいをセラミドなどのバリア機能が蒸発から守っています。バリア機能の回復には、角層を水分で満たすことが不可欠なのです。しかし、セラミドの不足した肌では、いくら水分を与えても、すぐに蒸発して肌にとどまることはありません。肌に水分を与えて保湿しながら、同時にセラミドを補給するスキンケアが欠かせないのです。
肌のかゆみを抑えるためには、睡眠や食生活などを見直して生活リズムを整え、ストレスフリーな生活を心がけることも大切です。しかし、それ以前に、まずは乾燥敏感肌を正常に機能する肌へと導くことが必要。そのためにもっとも重要となるのが、他でもない保湿とセラミド補給となっているのです。

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